世にあるホームページを二分すると、以下のようになる。
- コミュニケーション型:成功すれば多くのアクセスカウントを容易に得ることができる、少人数多頻度型ホームページ。
成功の秘訣はこまめな他HPへの営業とレス、そして管理人のキャラクターである。
多くの場合、掲示板やチャットこそがメインコンテンツとなり、他はリンク集程度で内容に乏しい。
- 情報発信型:企業サイト、日記サイトも含めたホームページ。
他人に読ませることに存在意義を発揮する。
逆を返せば、内容こそが全てである。
Xpress Squareなどはこちらに該当する。
どちらにしても、来訪者にストレスを与えず、かつ満足させる必要がある。
それには
- 極力サイズを押さえる
- デザインに配慮する
- 更新頻度を高くする
といった点を十分留意せねばなるまい。
サイズを押さえるには、まず
- 背景を軽くする
- 写真の大きさを考慮、写真集を除き一ページに多数の写真を入れるのを防ぐ
- 文字数を減らす。
文字数が増える/写真が多い場合は複数ページにまたがせる。
といった努力が必要である。
しかしながら、背景を軽くするということを考えるあまり、背景画をいれずに単色にまとめたがる管理者も多い。
この場合、デザインには特に注意しなければならない。
デザインはページ構成の要である。
- テーブル…文字が多い場合は、テーブルタグを活用する。
17インチモニターで見た場合、文字があまりに広範囲に散らかり、見にくい。
一行の文字数が38文字程度になるよう考慮する。
当サイトでは横幅640ピクセルに設定している。
- 文字…見出しや特に強調したい箇所以外でフォントや色、大きさを変えるのは御法度である。
特に、文中の大半が通常よりも2周り大きい文字で構成されているページは、それだけで読む気を喪失する。
- 背景…淡い色ならば淡い色、濃い色ならば濃い色で極力統一する。
ページ間で背景を変えると、設定する側も苦労するし、読む側の目にも負担を与える。
もちろん、文字色は明るい背景には黒い色と対照にすること。
- トップページ…玄関が散らかっていては見ず知らずの客は引いてしまうもの。
そのため細心の注意が必要である。
できるだけリンク箇所となる見出し文字を大きく、逆に説明は小さく、もしくは別ページにて行う。
まだ作成ができていない工事中ページにはその旨をはっきりと記す。
- 画像…別項の「画像のはりつけ」を参照し、写真と文字の配置を考える。
さらに、テレホーダイ時間帯など極端な速度低下時を考え、「ALT=〜」により代替文字を挿入しておく。
さらに、インターレスGIFやプログレッシブJPEGなど徐々に表示されていくタイプなら精神的負担は小さい。
以上だが、内容に自信がないページほど文字の大きさでごまかす傾向がある。
これは自分で自分の首を絞めている行為だと言うことを認識しておくべきだ。
先に述べた情報発信型サイトの場合、写真で見せるか文字で見せるかのどちらにするかをあらかじめ定めねばなるまい。
文字で見せるタイプならば、下書きも兼ねて思いつくままメモ帳(エディタ)などで綴っておくことを奨める。
結果できあがったのが単語のみのページじゃあまりにも心許ない。
最後に、更新頻度についてだが、コミュニケーションサイトの場合は特に力を入れ、時間を見つけては接続するようにしよう。
情報発信型で日記などの随筆サイトの場合も同様。
ホームページ作成ソフトなどでページ作成の手間がかからないような工夫も必要だ。
一方、ある事柄について特化したページは、調べ物をするための書庫として使えるため、必ずしもこのことが言えるとは限らない。
ただ、その場合は検索サイトへの登録は忘れずに。
ただ埋もれていくだけではあまりに寂しい。
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